令和6年6月8日(土)・9日(日)の2日間で開催された、「あじストーンフェア2024」に視察に行ってまいりました。今回で52回を数え、日本国内はおろか中国をはじめ全世界から関係業者が一堂に会する日本最大級の石材・墓石見本市です。
会場はサンメッセ香川という高松市にある総合コンベンション施設で、屋内にもかかわらず巨大な庵治石の石碑が展示されていて、見応えがあります。このストーンフェアは、地元の庵治石だけでなく、伊予の大島石・岡山に万成石・佐賀の天山石・本御影石・そして関東の稲田・真壁といった全国の銘石が展示されています。
広い会場の様子がおわかりいただけるかと思います。場内は石材関係の機械や工具、研磨用の各種資材、CAD、など幅広く展示され、屋外ではクレーや砕石器など大型機械の展示・デモが行われていました。
会場では旧知の業界関係者の方たちともお会いすることができ、お互いに今後の展望や貴重な情報交換をする場にもなりました。当日は、ストーンフェア視察のほか、取引先日本石材センター様の「高松ショールーム」にもご案内頂きました。
取引先日本石材センター様の「高松ショールーム」は、庵治石産地の高松市牟礼町に所在し、石材加工の工場に囲まれた、まさに庵治石のメッカともいえる場所に立地しています。石材加工工場を改装したという事なので、ゆったりとした空間に洗練された内装が備わった素晴らしショールームでした。
ショールーム内は、墓石の展示だけでなく大型モニターが備わっており、より判りやすい展示に工夫されています。
宿泊したホテルの目の前が高松城跡でしたので、空き時間を利用して城址公園を散策。堀の水は海水を引いているので、泳ぐ魚は鯉ならぬ鯛。人に慣れているせい餌やりに近づくと水音を立てて寄ってきます。 高松市内の繁華街の様子。リニューアルされた美しいアーケード街と若者を中心とした賑わいを見ると、つい、我が宇都宮のオリオン通りと比べてしまいます。